音楽を仕事にする決意をしてすぐにやった3つの事
ハシマミ(@hashimamusic)です。
今回は、私が音楽を仕事にする決意をしてすぐにやった事を書いていきたいと思います。
これから音楽で収入を得たいと考えている方の参考になったら幸いです(^ ^)
クラウドソーシングサイトに登録
先ず仕事をいただく為にどうしたら良いかを考えて「ココナラ」という、自分の得意な事やスキルを売り買いできるクラウドソーシングサイトに登録をしました。
クライアントさんと直接会わなくてもいい仕事内容なので、ネット上だけでやり取りをする方法を調べていたらクラウドソーシングサイトに辿り着きました。
初心者の方が自分で仕事を獲得するには、クラウドソーシングサイトに登録をするのが一番良いと思います。
SNS上や自分でWebページを立ち上げて受注をする事も考えましたが、実績がないうちはあまり得策ではないと思いました。
クラウドソーシングサイトが間に入っていると依頼をする側も受ける側も安全に取引を行えますし、売り上げの振込みもサイトを通して行うので、セキュリティ面も安心です。
ちなみに私は2017年12月7日にココナラに登録をして、同月26日に初めての依頼を受けました。
依頼内容はバンドものの音源をピアノバージョンにアレンジをする仕事。1曲1,000円×10曲でした。(※2019年12月現在、制作・ビジネス系カテゴリの最低金額設定は4,000円です)
安すぎると思いますよね?
でも、実績もない赤の他人にお金を掛けて依頼をするのはかなりハードルが高いです。
大きな実績があればもう少し価格を上げても良いかもしれませんが、提示できる実績が特にない場合は最初からたくさん稼ごうと思わない方が良いです。
私は1曲1,000円から始めて、徐々に価格を上げて現在は1曲8,000円で承っています。
BGM/劇伴作曲、ミックス/マスタリングの依頼も同様に最低価格で実績を積んでから値上げをしました。
ただ、クラウドソーシングサイトを介すと手数料を取られます。
ココナラは一回の依頼毎に、
1円〜5万円以下の売り上げだと25%(税別)
5万円〜10万円以下の売り上げだと20%(税別)
10万円〜50万円以下の売り上げだと15%(税別)
50万円〜の売り上げだと10%(税別)
が引かれます。
一回の依頼で売り上げ5万円を超える事はなかなかないので、仮に8,000円のピアノアレンジの依頼をいただいたとしたら、5,800円が手元に入る金額になります。
ココナラの他にも、「ランサーズ」「クラウドワークス」などのサイトがありますが、こちらはコンペ形式の案件が多く、なかなか思うように収入を得られないように感じます。
ココナラはCMもやっていて知名度もあって利用者も多いですし、安全性も高いので初心者の方でも仕事に繋がるのではないかなと思います。
既に音楽を仕事にしている方のブログ、フリーランス・個人事業関連の書籍を読みまくる
既に音楽の仕事をしている方の中には、
・どのような仕事をしているか
・どのように仕事を獲得したか
・どのくらいの収入があるか
などをブログで公開していらっしゃる方が多いので、その方達の記事を片っ端から読みまくりました。
“フリー 作曲家" などのキーワードで検索をすると、現役で活躍をされている方々のWebページやブログが出て来ます。音楽で稼ぎたい人向けの記事も多いので参考になります。
「note」という、文章などを配信するサイトでもかなり有益な情報を得ることができます。有料記事も多いですが、買って損はないものばかりです。
同じ業種でなくても、個人で仕事をされている方のWebページやブログも面白いです。
また、フリーランス・個人事業関連の書籍も読みました。
まだフリーランスではないけれど、仕事の始め方や、どのように仕事を回していくか、営業の仕方、クライアントさんとのお付き合いの仕方などなど、役立つ情報が満載です。
人付き合いや生活を変える
※これは性格上向いていない方や環境的に難しい方もいらっしゃると思うので、もし実行する際は無理をしないで下さい。
上記1と2の行動に通ずるのですが、人付き合いや生活を変えました。
音楽を仕事にしようと決意をしたのが30歳目前。何かを始めるのに年齢は関係ないと言いますが、仕事としてやっていくには遅過ぎるスタートだと思いました。
中途半端な気持ちや行動では叶えられないと思い、『三年頑張って何か大きな仕事を得られなかったら辞める』という目標を立て、かなりストイックにやってきました。
まず、人からの飲みや遊びの誘いは極力断るようにしました。その時間を勉強や作品を作る事に当てました。
少しずつ断っていくと、誘われる事が無くなっていきます。一年後にはほぼ誘われなくなりました。
勿論、"付き合いが悪い"・"あの子はなんなんだ" と言われました。それで離れていく人はそれまでですし、元々人と群れるのが得意ではない私にとって自分の夢を叶える為には苦ではありませんでした。
その代わり、仕事や音楽を通じて知り合った方や、SNSで音楽を頑張っている方やDTMerの方と繋がったりなど、新たな出会いもあるのでプラスに働いたと思っています。
また、バイトの時間も減らしました。
社会保険に加入をしているので、規定労働時間ギリギリのシフトにしました。
勉強や制作時間に当てるのもそうですが、バイトの収入を減らす事で強制的に音楽の仕事で収入を得るようにする為です。
まとめ
以上の3つが音楽を仕事にすると決めてすぐにやった行動です。
二年目で大きなお仕事もいただきましたし、この行動は間違っていなかったと思っています。
幸せの形は人それぞれです。私が幸せだと思う事は、結婚でも大金持ちになる事でもありません。
好きな事をして、ささやかな収入があって、それで好きなお酒も呑める。
それが私の幸せ。
音楽でなくても、自分のやりたい事を躊躇っている方がいらっしゃったらぜひ挑戦して欲しいと思います。
人生一度きり。