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クライアントさん

BGM制作を依頼したいけど、どのくらいの費用がかかるんだろう?歌がある曲の作曲や編曲とはどのくらい料金が違うの?

依頼サイトを見ても料金が様々…。料金が高いほうがいいの?予算はなるべく抑えたい…。特に初めて依頼をご検討の方は、一番金額面で不安に思うのではないでしょうか。

今回はBGM作曲の料金相場、歌ありの曲の作編曲との料金の違いについて書いていきます。

ハシマミ

実は明確な相場がなく、クリエイターによっても金額が変わります。それぞれ詳しくみていきましょう。2018年からゲーム・舞台などのBGM制作/劇伴作曲、2021年からはフリーランスの作曲家として活動している[ハシマミ]が解説していきます!

BGM作曲の料金相場は?

「〇万円前後」という明確な相場はありません。

曲の長さやジャンル、著作権譲渡の有無、生演奏をする楽器が必要かなど、条件でもかなりの差があります。

また、依頼サイトやクリエイターにもよります。

クリエイター・依頼先別のBGM作曲料金

作曲料金相場_依頼先一覧

個人で制作を行なっているクリエイター(アマチュア)

1,000円 〜 数万円

趣味や副業で行なっている方は、割と安価で受けていることが多いです。本業がある方が多いため、クオリティや正確な納期を希望する場合は少々不安かもしれません。

もちろん、安くてもクオリティが高い音源を提供している方もいらっしゃいます。

こんな方にオススメ! ・とにかく予算を安く抑えたい
・クオリティはさほど気にしない
・自分の作品でとりあえず音楽が鳴っていればいい

チームで制作を行なっているクリエイター(アマチュア)

10,000円 〜 数十万円

作曲家・編曲家・歌手や楽器演奏者などが集まって、チームを組んで活動しているクリエイターもいます。

作曲と歌唱をお願いしたい場合など、一箇所に依頼できるためあちこちに依頼する手間が省けます。

こんな方にオススメ! ・予算はある程度出せる
・クオリティをある程度気にする
・作曲のほかに楽器の生演奏や歌唱も依頼したい

個人で制作を行なっているクリエイター(プロ)

10,000円 〜 数十万円

フリーランスとして活動をしているクリエイター。個人的には、一番依頼しやすいのではないかなと思います。

本業としているので、クオリティも金額に見合ったものを提供してもらえ、料金もチーム制作を行なっているクリエイターや企業などより割安な場合があります。

個人からでも企業からでも依頼を受け付けているので窓口が広いです。

また、納期や修正点などイレギュラーなことにも柔軟に対応してくれる可能性が高いです。

こんな方にオススメ! ・予算はある程度出せる
・高いクオリティを希望する
・作品を目にするファンの方に音楽も楽しんでもらいたい

チームで制作を行なっているクリエイター(プロ)

50,000円 〜 数百万円

プロの作曲家・編曲家・歌手や楽器演奏者などが集まっているので、クオリティは申し分ないと思います。

ただし、その分制作費用は高め。また、いくつも案件を抱えている場合は納期や修正などイレギュラーなことは非対応な場合もあります。

個人からでも企業からでも依頼を受け付けているので窓口が広いです。

こんな方にオススメ! ・予算は結構出せる
・高いクオリティを希望する
・作曲のほかに楽器の生演奏や歌唱も依頼したい

音楽制作を行なっている企業

50,000円 〜 数百万円

企業として実績・信頼があり、かなりクオリティが高いものを提供してもらえるかなと思います。

toB(対企業)での依頼を受け付けている場合も多く、個人からは対応不可の可能性もあり窓口が狭いです。

また、予算にかなり余裕がないと難しい依頼先となります。

こんな方にオススメ! ・潤沢に予算がある
・企業として依頼をしたい
・作曲のほかに楽器の生演奏や歌唱も依頼したい

クラウドソーシングサイト

アマチュア:1,000円 〜 数万円 プロ:10,000円〜数百万円

昨今はクラウドソーシングサイトの数も増えてきました。運営会社が管理のもとで取り引きができるので、一番安心して依頼をできる場所ではないかと思います。

個人のクリエイターや音楽制作企業ですと支払い方法も限られてきますが、クラウドソーシングサイトは支払い方法も豊富です。

ただ利用者数が多いので、どのクリエイターに依頼をするかで検討に時間が掛かる場合もあります。

また、販売手数料があるので本来の制作料金より高く設定しているクリエイターもいます。

こんな方にオススメ! ・予算を抑えたいorある程度出せる
・安心して取引したい
・支払い方法を選びたい
私もクラウドソーシングサイトの「ココナラ」でも依頼を承っています。ご検討の際に参考にしてください。

BGMでお悩みですか?オリジナルBGM制作承ります フリーBGM200曲以上公開。シーンや用途に合わせて制作

曲の長さ・ジャンルによる料金の違い

ほとんどのクリエイターは、30秒のBGMなのか90秒のBGMなのか、曲の長さでも料金を設定しています。

曲の長さが長くなればなるほど、飽きないように構成を考えたり、メロディを工夫したりなど作業工程が増えるからです。

また、ジャンルによっても料金は異なります。

ピアノバラードで優しい雰囲気のBGMを作曲するのか、フルオーケストラのバトル風BGMなのか、作曲に使用する楽器の音色や数によっても料金を設定しているクリエイターもいます。

ピアノバラードならピアノの音色ひとつで作曲ができます。

フルオーケストラなら、バイオリン1・バイオリン2・ビオラ・チェロ・コントラバス・トランペット・トロンボーン・チューバ・フルート・オーボエ・パーカッションなどなど…使う楽器の数が多くなり、作曲も複雑になります。

♪ピアノバラード参考曲

マーダーミステリー「憐れな百合はSを捧げる」イメージBGM制作

♪フルオーケストラ参考曲

ダークファンタジー系ボイスドラマ用「バトル・戦闘シーン」BGM制作

著作権譲渡の有無での料金の違い

あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、【著作権譲渡】の有無でも料金を設定しているクリエイターもいます。

【著作権譲渡(ちょさくけんじょうと)】とは、【著作権者(ちょさくけんしゃ)】がクリエイターからあなたに移行することです。

例えば、ハシマミがあなたから依頼されて作曲をしたBGM。

【著作権譲渡】をしなければ【著作権者】はハシマミです。

そうするとハシマミは、あなたに納品した楽曲を複製したり、YouTubeに公開したりフリーBGMとしてネット上に掲載ができます。あなたがこれをしようとすると、いちいち【著作権者】であるハシマミに許可を取らなければなりません。

あなたが【著作権者】になれば、いちいちハシマミに許可を取らなくても済むし、ハシマミが楽曲を複製したり、YouTubeに公開するのを禁止にできます。

著作権譲渡=買取ではない ”著作権譲渡”と”買取”が混同されやすいですが、裁判では「買取は著作権譲渡を意味しない」と言う判決が出ているそうです。
「買取」というのは、どこまでの権利を買い取るのか、業界や個人によって変わってくるので明確なものではないようです。

【著作権譲渡】の詳しい内容については、こちらの記事をご覧ください

【譲渡?買取?】クライアントもクリエイターも知っておきたい!作曲を依頼する時の著作権について

楽器の生演奏が必要な時の料金の違い

チームで制作をしているクリエイターや音楽制作を行なっている企業には楽器の演奏家がいることがありますが、個人のクリエイターが作曲をする時の楽器演奏は、パソコン上で”打ち込み”という作業を行います。

パソコンの中に各楽器の音をシミュレーションしたソフトを入れて、パソコンに演奏してもらいます。

なので、誰でもさまざまな楽器を扱って作曲することができます。

ただし本物の楽器ではないので、打ち込みっぽさが出てしまう・生演奏のような迫力がない、などのデメリットがあります。

特に、エレキギターとアコースティックギター。

最近は打ち込みでも違和感がないように優秀なソフトがたくさんありますが、それでも音楽に精通しているクライアントさんや、ライブに通って生演奏を聴いているクライアントさんには、物足りなさがあるでしょう。

クリエイターがギターを弾けない場合、生演奏のリクエストがクライアントさんからあれば、ギタリストに生演奏を依頼します。

ギタリストへの報酬支払いがあるので、その分をプラス料金で設定しているクリエイターもいます。

私もギターは弾けないので、クライアントさんからリクエストがあればプロのギタリストに依頼しています

じゃあ打ち込みのほうが安いのですね!

と思う方もいるでしょう。

打ち込みで作曲する場合、クリエイターはできるだけ打ち込みっぽさをなくすために、各楽器の演奏方法を再現したり細かい調整などをしています。

ハシマミはピアノを弾けるので、全楽器をピアノの鍵盤を弾いて”人が演奏しているようなリズムのずれ”や、”強弱”などを再現しています。

その楽器を人が演奏をしたほうが、演奏方法の再現や細かい調整などが省かれます。

なので、実は打ち込みのほうが作業工程も作業時間も多くかかり、打ち込みのほうが高い料金設定にしているクリエイターもいるのです。

歌がある曲の作曲・編曲との違い

BGM作曲は1分〜2分程度の短い曲の長さで制作が可能ですが、歌ありの曲の場合は長さが長くなったり、クライアントさんが歌える音域を考えてのメロディ作りや歌う時のブレス(息継ぎ)の位置、歌詞の制作などもあり、BGM作曲の料金より高い金額になることがあります。

そのため、BGM作曲は安価で受けているアマチュアクリエイターでも、数万円で設定している場合もあります。

また、仮歌を歌手の方にお願いをする場合は更に料金が追加になります。仮歌をボカロやAIで対応しているクリエイターはその分安くなる可能性もあります。

BGM作曲の話をもっと聞く

「音カケラ」では、お客様のご予算・ご要望に合わせてオーダーメイドでオリジナルBGM/劇伴制作、歌あり楽曲の作曲編曲が可能です。

クリエイターは女性。音楽制作の依頼が初めての方でも安心してお取引きができるよう、女性ならではの視点できめ細やかに対応、お客様との丁寧なコミニュケーション、そしてお客様の作品とのコミュニュケーションも取ることを心掛けており、クライアント様もその作品に触れるファンの方たちにも喜んでいただけるよう尽力させていただきます。

「オリジナルのBGMを使った作品を作りたい」
「もっと作品に合うBGMが欲しい」
「オリジナル曲のメロディ(詞)はあるのでピアノ伴奏やカラオケが欲しい」
「自分だけの歌ありのオリジナル曲が欲しい」
「楽器(歌)の練習用のピアノ伴奏やカラオケが欲しい」

などなど…オリジナルBGM制作や、作曲編曲はお任せください。

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クリエイター

➖ ハシマミ ➖

音響専門学校卒・ピアノ歴31年、鹿児島生まれ神奈川育ち、芋焼酎をこよなく愛するアラフォー。

好きなもの > 芋焼酎、ホラー作品、くまのプーさん、ゲーム・アニメ、昭和歌謡曲、音楽に関すること全般

「”この作品が遺作だ”と思って、お客様とのコミュニケーションから制作まで、全てを悔いのないように行っている」

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